三省堂書店 BOOKS SANSEIDO

書籍店舗店長

プロフィール

3店舗経験後、オンデマンド担当・書籍MD(マーチャンダイザー)担当後、店舗店長。

1.現在の仕事内容

店長として店舗運営全般に関わっています。社員5名(内契約社員3名)+アルバイトが約20名の中規模店舗です。店舗の売上から人件費や経費などをコントロールしつつ、雑誌・学参・語学担当としてジャンルの商品管理も同時に行っています。社員が多い大規模店舗であれば店長は店舗運営に専念できますが、中規模店舗では店長も商品管理をこなします。前部署では本部でビックデータを用いた顧客分析や、雑誌や地図ガイドの取りまとめを行うMD職を務めていたので、その経験と知識を店舗での業務に取り入れています。

2.やりがい・嬉しかったこと

店長は自分の意志で店舗をコントロールできることが一番のやりがいだと思います。結果は良くも悪くも自分の判断によるところが大きく、成功した際は喜びとやりがいを強く感じます。
着任時は売り上げが伸び悩んでいる状況で、なかなか予算を達成することが難しい日々が続いていました。状況を変えるためにどうすればいいか社員全員で話し合い、キレイな店舗を目標に売場・棚と事務所内を徹底的に整理整頓に取り組みました。結果お客様に居心地の良い空間を作り出すことができ、要因は他にもあると思いますが、現在に至る約2年間予算達成をしています。
書籍担当としては、自分の得意分野で確実な結果が出た時や、不得意分野で思わぬ結果が出ることに面白さを感じます。
自分の得意分野は雑誌です。時勢や地域特性を考慮し、いかに衝動的に書籍を買ってもらうか。特に雑誌はこの衝動買いが非常に重要で、衝動で手に取らせることができる商材でもあります。どのようにしてお客様の目につかせ手に取らせるか、すべてがフィットして売上に反映されると一番の喜びです。

3.正直なことを言うと・・辛かったこと・難しいと思ったこと

入社後の売場担当者であった約5年間はとにかく毎日の業務をこなすことで精一杯でした。ただその時の経験や人とのつながりが現在のベースになっていると思います。その後本部スタッフとしてオンデマンド事業・電子書籍サービスの立ち上げ、顧客分析の資格取得や現在の店長業務など異動に際して新しいことを覚えることはとても大変でしたが、その都度チャレンジ意欲は湧いてきます。

4.三省堂書店を選んだ理由

大学生3年生から2年間、通っていた大学内にある三省堂書店の売店でアルバイトをしていました。主に授業で使う教科書を販売するお店でしたが、日々書籍に携わり書店業務の面白さを知り、また接した先輩社員全員がとても良い人たちで、きっとこの会社は良い会社だなぁと直感で採用試験を受けることに決めました。当時の先輩社員とたまに社内で顔を合わせると当時の話で盛り上がります。最近ではよく読書をするのですが、当時はほとんど読書をしていませんでした。そんな私でも書店勤務ができています!

5.職場の雰囲気

日中のアルバイトは主婦の方が多く、夕方から大学生と入れ替わります。人間関係は非常に良好で、シフト調整の際など皆さん協力的です。また地元在住のスタッフからはいろいろな街の情報を教えてもらえ、店舗の棚づくりにも役立っています。

6.今後の目標ややりたいこと

本部と店舗、それぞれの経験を踏まえ、店舗業務をサポートし効率の良い店舗運営を目指す部署を立ち上げたいという野望を持っています。その結果として皆が楽しく気持ちよく働ける環境が作れればと考えています。
それは将来の夢で現時点ではまだまだ現店舗の成長余地があるので、その成長を自分で伸ばしたいと思っています。

7.主な一日のスケジュール

7:00
出社→朝便補充商品の納品
9:30
朝礼
10:00
開店
11:00
頭を使う作業やクリエイティブな業務
11:30
休憩
13:00
午後便 新刊と雑誌到着 納品と準備
15:00
社員ミーティング・メールチェックや社内外に連絡
16:00
退社