第67回三省堂サイエンスカフェ〔日本農芸化学会シリーズ(25)〕
掲載日:2019年10月10日
日本農芸化学会
生命・食糧・環境のためのバイオサイエンスおよびバイオテクノロジーの研究を行う日本農芸化学会では、学会の最新の成果を社会に向け発信する広報活動の強化を重要な責務のひとつとして考えています。
その一環として、サイエンスカフェを現代の有効な科学コミュニケーションの場と考え、学会の研究者によって研究の成果を社会に発信することになりました。
三省堂サイエンスカフェにおきましても、同会の趣旨・企画に賛同し、日本農芸化学会シリーズを共同開催することとしました。
テーマ | 「味を感じる仕組み・おいしさの科学」 |
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開催日 | 2019年11月30日(土) |
開催時間 | 午前10時30分から12時まで(10:15開場) ※今回より開催時間変更となります |
開催場所 | 三省堂書店神保町店本店2階 UCCカフェコンフォート |
参加料 | 550円(税込価格/ワンドリンク付) |
講師 | 明治大学農学部農芸化学科 |
コーディネーター | 日本大学生物資源科学部 |
挨拶 | 日本学術会議連携会員 三輪 清志 先生 |
共催 | 公益社団法人日本農芸化学会 日本学術会議農芸化学分科会 |
定員 | 25名 |
テーマの内容
味覚は、食物を摂取するか否かを判断するために重要な感覚です。21世紀以降、我々ヒトを含む脊椎動物がどのように味を感じているかが、5基本味のうち甘味、苦味、うま味を中心として明らかにされてきました。一方、酸味と塩味を感じる仕組みについてはまだ完全には分かっていません。さらに、味覚に関わる遺伝子は、消化管など体の他の組織でも機能していることが報告されています。本講演では、演者らによるこれまでの研究成果を含めて、味覚・臓性感覚研究の現状と今後の展望についてご紹介したいと思います。
講師略歴
明治大学農学部農芸化学科
食品機能化学研究室 准教授 石丸 喜朗 (いしまる よしろう) 先生
1998年 | 東京大学農学部応用生物化学専修卒業 |
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2000年 | 東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程修了 |
2002年 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 日本学術振興会特別研究員 |
2003年 | 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了(博士(農学)) |
2005年 | Duke大学 日本学術振興会海外特別研究員 |
2007年 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任助教 |
2014年 | 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任准教授 |
2017年 | 明治大学農学部農芸化学科 専任准教授 |
授賞歴
2012年 日本農芸化学会 農芸化学奨励賞
2016年 食創会 安藤百福賞 発明発見奨励賞
2017年 三島海雲記念財団 三島海雲学術賞
2019年 連合駿台会 学術奨励賞
2019年 バイオインダストリー奨励賞
著作
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