三省堂書店 BOOKS SANSEIDO

第64回三省堂サイエンスカフェ〔日本農芸化学会シリーズ(22)〕

掲載日:2016年8月1日

日本農芸化学会

生命・食糧・環境のためのバイオサイエンスおよびバイオテクノロジーの研究を行う日本農芸化学会では、学会の最新の成果を社会に向け発信する広報活動の強化を重要な責務のひとつとして考えています。
その一環として、サイエンスカフェを現代の有効な科学コミュニケーションの場と考え、学会の研究者によって研究の成果を社会に発信することになりました。

三省堂サイエンスカフェにおきましても、同会の趣旨・企画に賛同し、日本農芸化学会シリーズを共同開催することとしました。

テーマ

「食べ物の「おいしさ」を感じる仕組み」

開催日 2016年9月24日(土)
開催時間 午後3時から4時10分まで
開催場所 三省堂書店神保町本店2階 UCC カフェコンフォート
参加料 500円(ドリンク代を含む)
講師

東京大学 大学院農学生命科学研究科
応用生命化学専攻 生物機能開発化学研究室
准教授 三坂  巧 氏

コーディネーター

毎日新聞科学環境部 西川  拓 氏

共催 公益社団法人 日本農芸化学会

テーマの内容

私たちは毎日、食べ物を食べていろいろな味を感じています。ケーキを食べれば「甘い」、ブラックコーヒーを飲めば「苦い」と分かるのです。当たり前のように感じている食品の味ですが、口の中で味を感じる仕組みが分かったのは、実はつい最近のことなのです。「昆布だし」と「カツオだし」を合わせると旨味が増強されますが、このような食品の味に関する昔からの不思議な現象も、人間が味を感じている仕組みを研究することで、解き明かされるようになってきました。我々がどのようなものをおいしく感じるのか、食べ物の好き嫌いがどうやって出来上がるのか、科学的な視点から考えてみませんか。

講師略歴

東京大学 大学院農学生命科学研究科
応用生命化学専攻 生物機能開発化学研究室
准教授 三坂  巧 氏

平成5年 東京大学農学部農芸化学科 卒業
平成10年  東京大学大学院農学生命科学研究科 博士課程修了 (博士(農学))
 〃  日清食品株式会社
平成12年  東京大学大学院農学生命科学研究科 農学特定研究員
平成13年  日本学術振興会 特別研究員 (PD)
平成15年  岡崎国立共同研究機構 生理学研究所助手
平成17年  東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 講師
平成20年 東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 准教授

お申し込み受付は締め切りました

三省堂書店神保町本店へのアクセス

JRお茶の水駅-徒歩8分
地下鉄神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営三田線・新宿線)-徒歩5分

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