第25回三省堂サイエンスカフェin札幌 〔日本農芸化学会シリーズ(8)〕
掲載日:2017年7月24日
日本農芸化学会
生命・食糧・環境のためのバイオサイエンスおよびバイオテクノロジーの研究を行う日本農芸化学会では、学会の最新の成果を社会に向け発信する広報活動の強化を重要な責務のひとつとして考えています。
その一環として、サイエンスカフェを現代の有効な科学コミュニケーションの場と考え、学会の研究者によって研究の成果を社会に発信することになりました。
三省堂サイエンスカフェにおきましても、同会の趣旨・企画に賛同し、日本農芸化学会シリーズを共同開催することとしました。
テーマ | 「農産基地に立脚した産官学の架け橋となる とかち財団の取り組み」 |
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開催日 | 2017年8月27日(日) |
開催時間 | 午後3時から4時30分まで |
開催場所 | 三省堂書店札幌店 BOOKS&CAFE(UCC) |
参加料 | 500円(ドリンク代含む) |
講師 | 公益財団法人とかち財団(旧名称:財団法人十勝圏振興機構)理事長 |
コーディネーター | 帯広畜産大学 教授(日本農芸化学会北海道支部 支部長)福島 道広 氏 |
共催 | 公益社団法人 日本農芸化学会 |
定員 | 30名 |
テーマの内容
札幌から200km東に位置する帯広市を中心とする十勝地方は、全国耕地面積の約12%を擁し、食糧自給率も北海道平均191%を遥かに超える1100%を誇り “とかち(十勝)”の名称がついた食品が全国的に認知されるほどの食糧(農産)基地である。現代の食品に付加価値をつけることによる消費活動活性化の潮流に対応するため、農産基地近郊で産官学が連携して新商品開発に携わる事が求められているが、その苦労はあまり表にされてこない。十勝において、“学”である大学学長、“官”であるとかち財団理事長を兼任された長澤氏に農産地帯ならではの開発秘話を伺う事で、札幌にいながら北海道一次産業の現状を学び、未来の糧となる端緒を感じ取っていただきたい。
講師略歴
公益財団法人とかち財団(旧名称:財団法人十勝圏振興機構)理事長
帯広畜産大学 前学長
長澤 秀行 (ながさわ ひでゆき)氏
1978年 | 帯広畜産大学 畜産学部 獣医学科 卒業 |
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1984年 | 徳島大学大学院医学研究科病理系専攻 修了 |
1984年 | 徳島大学医学部 助手 |
1991年 | 徳島大学医学部 講師 |
1993年 | 徳島大学医学部 助教授 |
1995年 | 帯広畜産大学原虫病研究センター 教授 |
2001年 | 帯広畜産大学原虫病研究センター長 |
2002年 | 帯広畜産大学理事・副学長 |
2008年 | 帯広畜産大学学長 |
2016年 | 公益財団法人とかち財団 理事長 |
授賞歴
2001年 日本原生動物学会賞 受賞
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