『杉田重男 写真集 耽羅立春クッ仮面劇』 杉田重男(著)
出版物タイトル | 『杉田重男 写真集 耽羅立春クッ仮面劇』 |
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分類 | 芸術・建築・理工 |
著者 | 杉田重男 |
定価 | 本体1800円+税 |
発行 | 2019年10月 |
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判型・ページ数 | B5判・96ページ |
内容紹介
済州島では、立春を〈新しい季節が始まる日〉といって一年の豊作を祈る大きい巫祭を行う。
これは耽羅国時代に国王が立春の日に島民と共に豊作を祈ったことで始まったという。
この立春祭祀は1840年代ごろの記録から、その事実を確認することができるが、日本の占領統治時代に断絶してしまった。
しかし、1988年、済州市三徒洞(サムドドン)地域民によって上演されて以降、
1999年から立春の日に済州市観徳亭(クァンドクジョン)にて民芸総済州支部主宰で開催されるようになり、
日本でも大阪、日高、松本、飯田などで公演されたことがある。
自然と人間、男と女、老人と若者の関係を通じて家計の繁栄と農作物の豊作を祈願する神聖な祭儀劇を
つぶさに活写した写真集である。