『モロッコのリーフ戦争とアブドゥルカリーム―ワタン防衛のスペイン賄賂とドイツスパイ資金―』 江里光照(著)
出版物タイトル | 『モロッコのリーフ戦争とアブドゥルカリーム―ワタン防衛のスペイン賄賂とドイツスパイ資金―』 |
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分類 | 人文・社会 |
著者 | 江里光照 |
定価 | 本体2500円+税 |
発行 | 2019年4月 |
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判型・ページ数 | A5判・198ページ |
内容紹介
モロッコのナショナリズムの源泉
モロッコ国民の心に生きつづける
独立運動の先駆けムハンマド・ブン・アブドゥルカリーム・ハッタービー。
アラビア語スペイン語史料、仏英独露タマジグト語ヘブライ語文献を使用した国内初の、
リーフ戦争(1921-26)前半の本格的な研究書。
指導者ムハンマドを取り巻く、父親・弟、職場のスペイン人上司・司令官・高等弁務官、
アブー・ヒマーラ、アムジヤーンなどを多彩に活写した研究者待望の一冊。
目次
第一章 リーフまたはワタンとは何か
第二章 アブー・ヒマーラ反乱とアムジヤーンのジハードでの
アブドゥルカリーム父子
第三章 ペンシオナードスとワタン
第四章 第一次世界大戦とアブドゥルカリーム父子
第五章 ドイツスパイ資金とカーディー・アブドゥルカリーム
第六章 アブドゥルカリーム父子のスペイン協力復活
第七章 第一次世界大戦終結とアブドゥルカリーム父子
第八章 ベレンゲール高等弁務官とシルベストレ司令官
第九章 アブドゥルカリーム父子の対スペイン抵抗
第十章 1921 年リーフ戦争の展開