『改訂版 世阿弥の謎』 森田恭二(著)
出版物タイトル | 『改訂版 世阿弥の謎』 |
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分類 | 芸術・建築・理工 |
著者 | 森田恭二 |
定価 | 本体1600円+税 |
発行 | 2019年3月 |
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判型・ページ数 | 四六判・188ページ |
内容紹介
能楽で有名な世阿弥は花伝書の著者であり、数多くの謡曲の作者である。
その生涯については、謎につつまれている。
一つめの謎はその出自である。二つめはなぜ佐渡島にながされたか、
三つめはなぜ佐渡島から許されて帰還できたか、四つめはいずれの地で死去したのか、である。
本書はこの四つの謎に挑戦する。
目次
第1章 中世猿楽者の存在形態
「新猿楽記」に見られる猿楽者
修正会・修二会等と寺辺の猿楽者 ほか
第2章 世阿弥の生涯
寺辺の猿楽者の系譜
世阿弥の出自 ほか
第3章 宇治猿楽の時代―群小猿楽座の実態
宇治猿楽の起源をめぐって
宇治猿楽と興福寺 ほか
第4章 「大乗院寺社雑事記」に見る薪猿楽関連資料の検討
「大乗院寺社雑事記」に見る薪猿楽
薪猿楽関連史料の検討