『宗家を救え―歌人武将の応仁の乱』 吉村久夫(著)
出版物タイトル | 『宗家を救え―歌人武将の応仁の乱』 |
---|---|
分類 | 文芸 |
著者 | 吉村久夫 |
定価 | 本体730円+税 |
発行 | 2019年2月 |
購入 | |
判型・ページ数 | A6判・253ページ |
内容紹介
和歌で城を奪還した、古今伝授の祖
美濃国郡上の領主にして歌人武将としても聞こえた東常縁。
騒乱のさなか滅亡した千葉一族宗家の再興を
将軍足利義政より下命された常縁は、
人間青山の覚悟で東下する。
しかし世は応仁の乱世。情勢はままならないばかりか、
常縁不在の郡上篠脇城が斎藤妙椿によって奪われる。
失意の中で詠んだ望郷の歌。それを受けた妙椿は――。