『花守物語 ―第二巻―』 貴凪譲/貴凪よし子/貴凪光子(著)
出版物タイトル | 『花守物語 ―第二巻―』 |
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分類 | 文芸 |
著者 | 貴凪譲/貴凪よし子/貴凪光子 |
定価 | 本体1300円+税 |
発行 | 2015年5月 |
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判型・ページ数 | 四六判・397ページ |
内容紹介
「……神様が、母上となれるような心の準備をしておきなさいと仰せになったのでしたら、
その時は竹緒様が父上様になってくださりますか?」
背負った百合香の顔は、当然見ることが出来なかった。しかしその声には、明らかな恥じらいの色があった。
この時「喜んで」と竹緒は答えたかった。しかし彼の内なるもう一人の男が、それを許さなかった。
清津国から柾平国へ女たちは移り住むことを余儀なくされた。
幼かった姫たちが成長するなか、近隣の国々には不穏な空気が流れはじめる。
長編歴史ファンタジー第二巻。
全10巻発行予定。
目次
ぷろろーぐ (第一巻のあらすじ)
第一章 思い込み
第二章 大嫌いな男
第三章 末ぞゆかしき
第四章 死に場所
第五章 清津へ
第六章 刺客
第七章 陰謀
第八章 誇り
第九章 一服
第十章 有明橋の襲撃
第十一章 事の裏側
第十二章 三枚の小袖
第十三章 有為の士
第十四章 歩みたい道
第十五章 賢弟
第十六章 一の男、二番目の男
第十七章 同衾
第十八章 東雲城落つ
第十九章 水の精
第二十章 双葉より芳し
第二十一章 イザナミとイザナギ