三省堂書店 出版事業部

『見えない道路 建築基準法 二項道路』 土岐悦康(著)

出版物タイトル 『見えない道路 建築基準法 二項道路』
分類 芸術・建築・理工
著者 土岐悦康
定価 本体2000円+税
発行 2015年5月
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判型・ページ数 四六判・189ページ

内容紹介

「二項道路」の本質を解明し今後のまちづくりの指針を示す
日本道路行政の負の遺産「見えない道路」。

「狭隘道路」問題の第一人者による「見えない道路」の「見える化」への提言!
昭和25年から現在に至るまで、そしてこれからも問題を抱え続ける「建築基準法 二項道路」。
快刀乱麻の解決法がないまま、放置され続けてきたこの問題の背景には、
その認定や処理、情報管理や業務分掌の主体の錯綜という日本的行政の悪弊が凝縮されている。
その因襲打破の糸口をたどる。

目次

序   二項道路はいつまでも
第一章 二項道路のいま
    見えない道路――二項道路と狭隘道路問題/道と道路、そして二項道路
第二章 判例にみる二項道路問題
    二項道路の指定そのものが争われるとき/道路後退は公平か
第三章 みちをひらく方策
    みちをひらくということは/家なみが歴史をまとうみちづくり
第四章 みちをひらくみちすじ
    みちすじのこと/みちすじのみとおし