『本当のところは何がどう?』 神林宙彦(著)
出版物タイトル | 『本当のところは何がどう?』 |
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分類 | 人文・社会 |
著者 | 神林宙彦 |
定価 | 本体1000円+税 |
発行 | 2016年2月 |
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判型・ページ数 | 四六判・154ページ |
内容紹介
「にほん」か「にっぽん」か?
寺田寅彦の再来を思わせる、物理学者の慈愛に満ちた炯眼による論説・作品集
歴史や文化史、有職故実などの広い視点から、日本のアイデンティティーを問い直す珠玉の小品集。
一見、のんびり屋に見えることから「なまけもの」と名付けられてしまった動物を憐れみ、
「日本」は「にっぽん」か「にほん」かと論考を巡らせるなど、話題は広範に及ぶ。
読む者を「温故知新」の冒険の旅へと誘うエレガントな省察集。
目次
◎論説 にほんかにっぽんか えと 二十四節期 民主主義
◎随筆 はまぐり 有也無也 千木・かつお木 重そ女帝 蛙
◎語録 蓮の花 君子 小さくとも 生命は 言うまいと 神様は
◎俳句・短歌 十二支 落穂句集 落穂短歌 日本三景 題「来」短歌
◎詩編 アネモネ 風に吹かれて とんとろり 夜咲く花 悔恨