三省堂書店 出版事業部

『空気と水のアンソロジーⅡ 生活設備の文化史ノート』 岩井幸三(著)

出版物タイトル 『空気と水のアンソロジーⅡ 生活設備の文化史ノート』
分類 芸術・建築・理工
著者 岩井幸三
定価 本体1800円+税
発行 2016年7月
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判型・ページ数 四六判・320ページ

内容紹介

「生活設備」とは人間機能を支援し、快適な環境を創造する装置でなければならない。

「生活設備」は人間の「身体のメカニズム」の要求に応えながら発達してきた。建物の躯体は「骨格と皮膚」、設備機器は「臓器」、配管は「血管」...にたとえられる。
その意味で、生活設備の施工とは、建物に一種の生命を与える仕事である。
これら生活設備を、多彩な実務経験を有する著者が、「技術設計」「維持管理」「生活環境の成立史」「発想(アンソロジー)」の四視点から平易かつ広範に解説した、「設備管理/設計」を志すも者、従事する者、開発者のすべてに捧げる書である。

目次

第1章 序論 身体メカニック論
第2章 生活設備のエンジニアリング 
第3章 生活設備のマネジメント 
第4章 生活設備としてのエレベータシステム
第5章 生活設備の環境小史
第6章 生活設備の起源史
第7章 生活設備からの発想