『刑法散策』 古橋敬三(著)
出版物タイトル | 『刑法散策』 |
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分類 | 人文・社会 |
著者 | 古橋敬三 |
定価 | 本体900円+税 |
発行 | 2018年8月 |
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判型・ページ数 | 四六判・94ページ |
内容紹介
刑法の精緻な論理展開の世界の面白さを伝える一冊
本書は、構成要件論、違法性論(特に二元論)、責任論
さらには刑法思想史の歴史的展開について論考したものである。
特徴的なのは、女子アナウンサーに対する
ファンレター形式というスタイルによる、
初学者にも分かりやすい解説群。
第五章では、本書のタイトルよろしくアメリカで著者が
実際に刑法散策をした際の留学体験を掲載し、
興味深い現地報告として華を添えている。
目次
第一章 研究の端緒
違法性論研究着手にあたり
違法二元論における過失犯とのかかわり
第二章 ファンレター
女子アナウンサーZ様
女子アナウンサーD様
第三章 刑法の基礎理論
構成要件の基礎理論と私的見解
違法性の基礎理論と私的見解
第四章 刑法思想史の歴史的発展
古代から近世初期まで
近代刑法学
第五章 私の刑法的米国留学記
オクラホマ入りして三週間
ダウンタウンの礼拝
『それが、問題』