『日本―その文明の正体―』 孝藤貴(著)
出版物タイトル | 『日本―その文明の正体―』 |
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分類 | 人文・社会 |
著者 | 孝藤貴 |
定価 | 本体1800円+税 |
発行 | 2018年5月 |
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判型・ページ数 | A5判・440ページ |
内容紹介
現代の「町人学者」が
日本の「文明の正体」に鋭く迫る!
日本の文明の本質を「経験技術文明」、西欧文明の本質を「言語技術文明」と捉え、
これらの2つのパースペクティブにより双方の文明の理解を際立たせ、歴史理解を深める試論。
経験主義に立脚した日本文明とロゴス中心の言語主義文明の上にある西欧文明にあって、
それぞれの人間活動がどの様に定位されてきたかを、
両者が顕現した歴史的事象を多角的に検証した新しい「言語現象学」ともいうべき試み。
目次
序 章 問題の提起
第一章 縄文時代
第二章 古代国家の成立から鎌倉まで
第三章 中世ヨーロッパとの同時平行現象
第四章 アジア太平洋戦争
第五章 近代西欧と我々の文明の異同
第六章 社会党の消滅
第七章 民主主義と天皇の存在
第八章 男女別姓・時空による人の位置
第九章 憲法・慣習法と現在の憲法
終 章 伝統について