『浅間の大焼け』 武田祐哉(著)
出版物タイトル | 『浅間の大焼け』 |
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分類 | 文芸 |
著者 | 武田祐哉 |
定価 | 本体1200円+税 |
発行 | 2018年1月 |
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判型・ページ数 | 四六判・280ページ |
内容紹介
帰命頂礼鎌原の、今に伝わる大焼けに、生き延びし人のものがたり。
浅間山の麓、美しい自然の広がる嬬恋村……
江戸時代の1783年、史上稀に見る噴火で
1400名を超す犠牲者を出した地である。
火山泥流がかつての鎌原村を襲い、
今も残る観音堂に逃げ延びた人たちが再興したのが嬬恋村である。
この観音堂の階段下で、折り重なるようにして亡くなった母娘。
その絆に心打たれ、歴史をひもといた著者が、
現代人に贈るべく書きおこした、真実の縁(えにし)、
復興への信念がこの物語である。
目次
一、鎌原の宿場村
二、心に決める
三、募る想い
四、片想い
五、求婚
六、結婚
七、嫁いびり
八、観音講
九、浅間の大焼け
十、鎌原村の復興
十一、再婚
十四、天明の大飢饉
十五、男子誕生
十六、あとがき