『うたるればさすり血出ればぬぐい ~休愚の思いを探る~』 むうさん(村上雅盈)(著)
出版物タイトル | 『うたるればさすり血出ればぬぐい ~休愚の思いを探る~』 |
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分類 | 人文・社会 |
著者 | むうさん(村上雅盈) |
定価 | 本体1600円+税 |
発行 | 2013年10月 |
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判型・ページ数 | 四六判・300ページ |
内容紹介
自らの経験を基に、近世を通じて最も優れた経世の書といわれる『民間省要』を著述した田中休愚。その生涯を著者の独自の視点で解き明かす探訪の書。 武士の暴力に悔し涙をにじませた宿場の男が、50歳から勉強を始め、60歳で世の中の是非得失を告発した『民間省要』を著した。その男、休愚(丘隅)の思いを追いかけたむうさんの旅の記録です。 ■『民間省要』とは? 農政書。三編十五巻。1721(享保6)年成立。武州川崎の本陣・名手田中丘隅(1662~1729)著。民間の実態・意見を述べる。(広辞苑より)
目次
1.農業に勇をふるう
2.「放蕩」への旅立ち
3.馬差
4.賢臣
5.向学
6.地方の智