『「古事記」に温ねる弥生時代後期の日本のすがた』本間 紀子(著)
出版物タイトル | 「古事記」に温ねる弥生時代後期の日本のすがた |
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分類 | 人文・社会 |
著者 | 本間 紀子 |
定価 | 本体1000円+税 |
発行 | 2025年8月 |
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判型・ページ数 | 四六版・60ページ |
内容紹介
『古事記』には古代の、強烈に記憶された出来事が記されている──
これは果たして、稗田阿礼が誦習する『帝紀』『旧辞』だけを収録したものなのか。文中の歴史認識や使用される語句の分析から、同時代人でない誰かが斧正した形跡が随所に見て取れるのである。「『古事記』は三つの時代、プラスの話が渾然一体となって集録されている」この斬新な視点により、『古事記』と国史を読み解いていく。
【主な内容】
神武天皇は実在した
弥生時代後期特有の語を探せ
「ミミ」の検証
死語「ミミ」
古代人の喩え
八岐大蛇(ルビ やまたのおろち)