三省堂書店 出版事業部

『杉山茂丸論 「国士」の自画像と実像』 坂上 知之(著)

出版物タイトル 『杉山茂丸論 「国士」の自画像と実像』
分類 人文・社会
著者 坂上 知之
定価 本体3600円+税
発行 2024年12月
購入

オンライン書店 e-hon
三省堂書店の店舗在庫を探す

判型・ページ数 A5判上製・596ページ

内容紹介

それは真実か?虚言か?

杉山茂丸が書き残した膨大な回顧録。そこで語られた数々の政界裏面史は真実なのか? 杉山茂丸研究をライフワークにする著者が、ナラティブ分析と史料読解から「国士」杉山茂丸の実像を剔抉する!

【本書の梗概】
杉山茂丸はテロリストを志したが東京では為すところなく、尾羽打ち枯らして頭山に拾われ郷里に帰る。それは彼にとって消し去りたい失意の過去であったがゆえに、彼は後年の著作活動において、さまざまな蛮勇ぶりをアピールしてその過去を隠蔽し、自己を国士として偽装した。これはあくまで筆者が想像するオルタナティブな物語である。