『伊八、北斎からドビュッシーへ ―日仏文化交流の麗しき円環―』 栗原浩太郎(著)
出版物タイトル | 『伊八、北斎からドビュッシーへ ―日仏文化交流の麗しき円環―』 |
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分類 | 芸術・建築・理工 |
著者 | 栗原浩太郎 |
定価 | 本体1400円+税 |
発行 | 2014年2月 |
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判型・ページ数 | 四六判・184ページ |
内容紹介
華麗なる日仏文化交流を読み解く旅への招待状 彫刻師「伊八」から「北斎」を経てドビュッシーに至る、麗しき「日仏文化交流」の円環を読み解く 北斎の作品が、ドビュッシーの作品に影響を与えたことは有名である。著者は房総半島を訪れた際に、彫刻師「伊八」の欄間彫りに、北斎がインスパイヤーされていたことを知る。そこから、「伊八」、「北斎」から「ドビュッシー」までの足跡をたどる旅が始まる。遠くパリにまで及んだ旅の中で、それらがどのように伝播し、各芸術家をどのように魅了していったのかを繙く。近世の日仏間に生起した、麗しい「国際文化交流」を明らかする。
目次
・伊八と北斎 ・海を渡った北斎の浮世絵
・ドビュッシーの交響詩『海』
・ドビュッシーと日本の音楽
・日本へ回帰したドビュッシー