『PCまくらぎの話 改訂版』 井上 寬美(著)
出版物タイトル | 『PCまくらぎの話 改訂版』 |
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分類 | 芸術・建築・理工 |
著者 | 井上 寬美 |
定価 | 本体3000円+税 |
発行 | 2024年4月 |
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判型・ページ数 | A4判・162ページ |
内容紹介
「PCまくらぎ」の開発・研究・実験の全史を網羅した金字塔となるべき1冊
わが国の鉄道の営業は計約 27,000km、約4,000万本のまくらぎが使用されている。
最初の登場は明治3年に最初に鉄道が建設された新橋―横浜間の「木まくらぎ」。
やがて鉄道輸送量の増加、走行速度の向上等のため、「鉄筋コンクリートまくらぎ」へ。
国土復興のために鉄道輸送力の増強が必至の昭和20年代、
研究・開発が本格化するが所期の成果が得られず衰退。
プレストレストコンクリート技術の輸入後、再び研究・開発が熱を帯びる。
本書は「PCまくらぎ」の設計方法や経験則を基にした許容応力度法から、
性能照査型設計法による設計法への移行等を網羅。
特に許容応力度法による設計方法は将来、古文書のような解説書が
必要となることが想定され、本書をその備忘録としたい。
【収録内容】
まくらぎの概要
我が国におけるPCまくらぎ
PCまくらぎの設計
PCまくらぎの製作
PC まくらぎに発生する損傷
直結軌道
縦まくらぎ