『舞文録 女優須磨子と島村抱月の真実』 涼江しげる(著)
出版物タイトル | 『舞文録 女優須磨子と島村抱月の真実』 |
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分類 | 文芸 |
著者 | 涼江しげる |
定価 | 本体4500円+税 |
発行 | 2023年12月 |
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判型・ページ数 | A5判・1136ページ |
内容紹介
一世紀の時を経て、須磨子と抱月の真実の恋の全貌が明かされる
日本に新劇を創り芸術座を興し、自然主義文学に隆盛をもたらした島村抱月と、
初の近代劇女優として一世を風靡した松井須磨子の恋は、
歪曲と捏造と隠蔽により「スキャンダル」に貶められてきた。抱月は大学の謀反人、
恩師を裏切る背徳漢とされ、歴史から葬り去られようとしていた。
須磨子も悪意のゴシップに晒され、抱月を堕落させた悪女と決めつけられる。
近年、封印されていた資料が公開されるに至り、二人の恋の真相が見えてきた。
異色のドキュメンタリータッチで描く日本の新劇の草創期とその盛衰の歴史。
1、女優松井須磨子の死の真相とは!
2、須磨子のデビュー前の知られざる空白の三年間!
3、抱月・須磨子に架せられた汚名を雪ぐ新資料の数々!
4、須磨子は死に臨んで芸術座の全財産を寄付していた!
5、須磨子には女ながらに七人の敵がいた!
6、文豪逍遙が死の床で流した涙の真意とは?