『明日は輝いていた 昭和の悪ガキが見ていた世界』高山 省吾(著)
出版物タイトル | 『明日は輝いていた 昭和の悪ガキが見ていた世界』 |
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分類 | ノンフィクション |
著者 | 高山 省吾 |
定価 | 本体1700円+税 |
発行 | 2023年12月 |
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判型・ページ数 | A5判・180ページ |
内容紹介
高度経済成長と軌を一にして自身が成長を遂げた
少年が目にした興奮と光輝ある未来図とは
著者の最初の記憶は昭和30年頃のものだ。日本で最初にテレビ放送が開始された少しあとである。
家の戸棚には馬の脂身が常備され、溺者救出用の鉤棒は鴨居で鈍い光をたたえていた。
ブラウン管に徐々に現れ渡る「ローンレンジャー」の雄姿に意識が遠のくほど感動し、
お祭り出店の「透視メガネ」に有り金を巻き上げられる。
新旧ないまぜとなった暮らしの中で少年は明るい未来を確信し、こう誓う
「将来は電気屋になって真空管交換業をして一儲けしてやろう!」……。
すべてが輝いていた。
明日は輝いていた
快適な三輪車/我が家の雑煮/漢字の宿題/豆腐のお澄まし/河童の薬
何も怖いものが無かったあの頃
ブドウ糖/成長スパート/十キロマラソン/割の良いバイト/ポンヌフの昼下がり
失敗続きの社会人スタート
寮母さん/いわんや悪人をや/山口モモエ/転勤騒動/黄金崎不老ふ死温泉
百人百様 あぁ人生
月下美人/宇宙人との遭遇/真壁の雛祭り/青虫の行方/何ニモマケズ