『句集 天の露』 飯村 佳月(著)

| 出版物タイトル | 『句集 天の露』 |
|---|---|
| 分類 | 文芸 |
| 著者 | 飯村 佳月 |
| 定価 | 本体1500円+税 |
| 発行 | 2023年12月 |
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| 判型・ページ数 | 四六判・136ページ |
内容紹介
私と俳句とを出会わせてくれたのは母である。
「ハエだってね、時々こう、手をすり合わせているでしょう。
だから、むやみに叩いたらちょっと可哀想かもね」。
小学生の時、私と弟の座っているところに来て、満面の笑みを浮かべて母はこう言った。
弟は痩せていたから、当然蛙の話へと進んだ。
目次
第一章 鬼あざみ/第二章 烏瓜/第三章 雨に木槿/第四章 あてどなき虫/第五章 山姥も/
第六章 鬼どもは/第七章 湯豆腐/第八章 名残雪/第九章 啄木や/
第一〇 せせらぎ通り/第十一章 里神楽/第十二章 酌むもよし/第十三章 鈴の音/
第十四章 まろびても(他) (所収全718句)
