三省堂書店 出版事業部

『追憶の海軍 海軍は何故敗けると解っている戦争を始めたのか』 伊藤高顕(著)

出版物タイトル 『追憶の海軍 海軍は何故敗けると解っている戦争を始めたのか』
分類 人文・社会
著者 伊藤高顕
定価 本体2000円+税
発行 2014年8月
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判型・ページ数 四六判・508ページ

内容紹介

陸軍の暴走を阻止できなかった海軍は、大国アメリカに勝算なき戦を挑み当然のように敗れ去った。海軍士官たちの残した証言・反省回顧録から学ぶことは多い。 本書は、戦後の復興を担った世代から、狂暴化した隣国と否応なく対峙を迫られる世代に送る引継ぎの書である。

目次

序章
第一部 明治維新以降の近代軍事史概説
第一章 明治時代・太政官制の時代
第二章 明治時代・内閣制の時代
第三章 大正時代
第四章 昭和時代・大東亜戦争まで
第二部 海軍士官たちの反省回顧録
第一章 大東亜戦争戦訓調査資料 一般所見
第二章 米内光政海軍大臣の奉答文草稿
第三章 海軍戦争検討会議記録
第四章 小柳資料
第五章 海軍反省会
第六章 海軍と日本
第三部 海軍は何故敗けると解っている戦争を始めたのか
第一章 法制・制度上の不備
第二章 親英米体質と反英米体質
第三章 戦争研究
第四章 米国の政略・戦略
第五章 教育・人事・軍政軍令問題
教訓・余談