『聖なる軽み 聖書における知の一考察』 宮夫健太郎(著)
出版物タイトル | 『聖なる軽み 聖書における知の一考察』 |
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分類 | 人文・社会 |
著者 | 宮夫健太郎 |
定価 | 本体2000円+税 |
発行 | 2022年11月 |
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判型・ページ数 | A5判・232ページ |
内容紹介
旧約「知恵の書」の言葉に基づく軽み-単純・繊細・軽やかさ-をキーワードにした聖書・宗教論。
「心貧しきものは幸い、天の国は彼らのもの」で始まる
イエスの「八つの祝福」には聖なる軽みが響いている。
一方でその天上の眼差しの下における地上の事実は軽みと対極的でもあり、
人間の苦悩・苦闘は人格と深く関わる。
西洋中世の人格論を中心に古代から現代に至る人格思想の流れも紹介。
目次(抜粋)
序章 イエスの生涯、ほか
一章 聖なる軽み
二章 旧約におけるダビデの生涯とその詩編
三章 八つの祝福
〈補論 人格思想の二千年〉
四章 イエスの弟子・求道者ナタナエルの物語
五章 詩編の祈りにおける神