『沈下橋』 岸本英雄(著)
出版物タイトル | 『沈下橋』 |
---|---|
分類 | 文芸 |
著者 | 岸本英雄 |
定価 | 本体1100円+税 |
発行 | 2022年9月 |
購入 | |
判型・ページ数 | 四六判・258ページ |
内容紹介
時代の奔流のなか、自らの生と友情を誠実に守り続けた青年がいた。「沈下橋」の佇まいのように…。
戦後の復興期にあって、荒廃し焦土と化した国土、糊口を凌ぐ日々、人々は耐乏生活に明け暮れた。
そんななか、確固たる自我を確立すべく時代を生きぬく一人の青年がいた。
日本の高度成長期を支えた「金の卵」の一人であった勤労青年の坂本は、同僚の宮城の不審死に疑念を抱き、一人内偵を始める。
果たしてその結末とは。著者の実体験を踏まえた自伝的小説ストーリー。