『この世のカラクリ 価値論なき「ロゴス経済学」の限界』 足立誠也・足立誠之・足立誠郎(著)
出版物タイトル | 『この世のカラクリ 価値論なき「ロゴス経済学」の限界』 |
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分類 | ビジネス |
著者 | 足立誠也・足立誠之・足立誠郎 |
定価 | 本体1200円+税 |
発行 | 2022年2月 |
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判型・ページ数 | 四六判・256ページ |
内容紹介
本書の論考手法は「語り手の主観的な物語に仕立て」ないように「読者の自由な判断に委ねる」というものである。
その宣言の通りに、古今東西を問わぬ先賢の言辞や歴史事象を博引検証しながら、
「この世のカラクリ」すなわち、〈実態経済の本質〉の考究という壮大なテーマへと読者を誘う。
「価値創造機能貨幣説」「複式簿記的思考」「普遍性の装い」などの著者独自の新概念の提示により、
旧来の内生的貨幣論、MMTの眼前に屹立する現代のアポリアを超克すべく遠大な思考実験を繰り広げる。
限界の様相を呈し始めたロゴス経済主義の陥穽を暴き、それへの警鐘を乱打する一冊。