『電光人間』 大塚静正(著)

| 出版物タイトル | 『電光人間』 |
|---|---|
| 分類 | 文芸 |
| 著者 | 大塚静正 |
| 定価 | 本体1100円+税 |
| 発行 | 2021年10月 |
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| 判型・ページ数 | 菊判・128ページ |
内容紹介
「電光人間」とは何者か
体中に電飾をつけた「電光人間」があらわれ、連続で事件が起こった。電光人間と事件のかかわりは?
怪しい手紙を手に入れた小学生の二海堂航は、その暗号文を解けるのか!?
五月のある夕暮れ時だった。町は、帰宅に急ぐ人々であふれていた。太陽が沈み、薄暗くなってきた時だった。
体中に電飾をつけ、光らせて歩いている人間が出現した。
それは、まばゆいばかりに光り、歩くたびにゆらゆらとゆれ、道行く人の目を引いた。
張り込んでいた二海堂輝秋刑事の携帯電話が鳴った。
「刑事! 大変です。電光人間が現れました」
(本文より)
