『宙に居る 宙に往く』山口範雄(著)
出版物タイトル | 『宙に居る 宙に往く』 |
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分類 | 文芸 |
著者 | 山口範雄 |
定価 | 本体1300円+税 |
発行 | 2021年7月 |
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判型・ページ数 | 四六判・146ページ |
内容紹介
「我意」「最善」を尽くせば価値への拘泥が生じる。
所与のものを全注するのが生命本来の生きる道。
「無常」を「ことの在り様」と理解することで、専ら「所与の全注を生き切る」ことが出来る。
著者の目に「在り様を生き切った」と映る6人を先賢として温ねる「現成」探訪の試みと、
相対観の柔軟性を保持する日本古来の「あんばい」「あわい」の復権と、「在り様を生き切」ろうとする著者自身の観照と、
現代社会が直面する問題への「相対観」思考による提言と。