三省堂書店 BOOKS SANSEIDO

月イチ企画「北大の先生が選んだ本」第18弾更新しました!

掲載日:2019年5月27日

今月も三省堂書店札幌店と北海道大学出版会様とのコラボレーションコーナーが第18回目の更新を迎えました。


第18弾は、北海道大学 名誉教授の「近久武美」先生をお迎え致しまして、

子どもたちに安心できる環境を残すために何ができるか? 』というテーマでお送り致します。

今回もその中から3点ほど、近久先生にご選書頂いた商品をご紹介致します。

 

●『新しいエネルギー社会への挑戦-原発との別れ』

近久武美 著 北海道大学出版会 発行
われわれは子供たちに安心できる環境を残すために何ができるか?本書では地球温暖化の危機的状況とその解決に再生可能エネルギーが有効であることを解説し、自然エネルギーによる社会形成は可能で、経済活性化にも繋がることを提唱する。

 

●『不都合な真実』

アル・ゴア 著 枝廣淳子 訳 実業之日本社 発行
映画「不都合な真実」の書籍版。アメリカ元副大統領のアル・ゴアが地球の瀕死の症例を紹介しながら、今、人類が取るべき方向を示したもの。「温暖化はわかるけど自分の生活は変えたくない」、「コストや競争力も重要であるから、温暖化対策だけに力を入れるわけにはいかない」という思いが強いが、不都合な真実は目の前まで迫っているのだ。

 

●『この国は原発事故から何を学んだのか』


小出裕章 著 幻冬舎ルネッサンス 発行
著者は京都大学の原子力研究の助教。その専門的視点から原子力発電の危険性を古くから指摘してきた。ところがそうした情報発信も虚しく、福島の原発事故が生じてしまった。事故を防げなかった無念さを元に、今後の私たちの選択について本書を執筆している。多くの反原発主張者と異なり、最も原子力を知っている科学者の視点から描かれている点で意義深い。

 

他にも多数、近久先生にはご選書頂きました。是非、当店の売場にてご覧下さい。

 


来月も更新予定です!!今後の企画にご期待下さい。