三省堂書店 BOOKS SANSEIDO

【電子書籍】2019年本屋大賞ノミネート作品発表!

掲載日:2019年1月24日


 
 
「2019年本屋大賞」ノミネート作品が決定しました!
 
今回はノミネートされた10作品をすべてご紹介いたします。
今すぐ読みたい方は書名をクリックして電子版をチェックしてみてください。

 
 
三浦しをん『愛なき世界』(中央公論新社)

恋のライバルが、人類だとは限らない――!? 洋食屋の見習い・藤丸陽太は、
植物学研究者をめざす本村紗英に恋をした。しかし本村は、三度の飯より
シロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。見た目が殺し屋のような教授、
イモに惚れ込む老教授、サボテンを巨大化させる後輩男子など、
愛おしい変わり者たちと地道な研究に情熱を燃やす日々……
人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?
道端の草も人間も、必死に生きている。世界の隅っこが輝きだす傑作長篇。

 
平野啓一郎『ある男』(文藝春秋)

愛したはずの夫は、まったくの別人であった。
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての
奇妙な相談を受ける。宮崎に住んでいる里枝には、2歳の次男を脳腫瘍で失って、
夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、
「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に
「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。
人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。
「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。

 
木皿泉『さざなみのよる』(河出書房新社)

小国ナスミ、享年43歳。息をひきとった瞬間から、
その死は湖に落ちた雫の波紋のように、家族や友人、知人へと広がっていく。
命のまばゆいきらめきを描く著者5年ぶりの感動と祝福の物語!

 
瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文藝春秋)

たくさんの〈親〉たちにリレーされて育った優子。
数奇な運命をたどったけど全然不幸じゃなかった少女の物語。
幼くして実の母親を亡くし、様々な事情で血の繋がらない〈親〉たちの間をリレーされ、
四回も苗字が変わった優子だが、決して不幸だったわけではない!
〈親〉たちの愛を一身にうけて、〈親〉たちのことも愛して、いま十七歳の優子は幸せなのだ。
身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作!

 
森見登美彦『熱帯』(文藝春秋)

汝にかかわりなきことを語るなかれ――。そんな謎めいた警句から始まる一冊の本『熱帯』。
この本に惹かれ、探し求める作家の森見登美彦氏はある日、奇妙な催し「沈黙読書会」で
この本の秘密を知る女性と出会う。そこで彼女が口にしたセリフ
「この本を最後まで読んだ人間はいないんです」、この言葉の真意とは?
秘密を解き明かすべく集結した「学団」メンバーに神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、
鍵を握る飴色のカードボックスと「部屋の中の部屋」……。
幻の本をめぐる冒険はいつしか妄想の大海原を駆けめぐり、謎の源流へ!

 
小野寺史宜『ひと』(祥伝社)

店を開くも失敗、交通事故死した調理師だった父。
女手ひとつ、学食で働きながら東京の私大に進ませてくれた母。
―その母が急死した。柏木聖輔は二十歳の秋、たった一人になった。
全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、大学は中退。
仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。
そんなある日、空腹に負けて吸い寄せられた商店街の惣菜屋で、
買おうとしていた最後のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った。
それが運命を変えるとも知らずに……。

 
芦沢央『火のないところに煙は』(新潮社)

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか。」突然の依頼に、かつての凄惨な体験が
作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。
作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。
驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。
読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

 
伊坂幸太郎『フーガはユーガ』(実業之日本社)

常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。
双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと。
そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと――
著者一年ぶりの新作書き下ろし長編は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。

 
深緑野分『ベルリンは晴れているか』(筑摩書房)

1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。
ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、
ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。
米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅立つ。
しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり――
ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。

 
知念実希人『ひとつむぎの手』(新潮社)
※こちらの作品は紙版のみとなっております。

大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、
三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、
失敗すれば…。さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、
祐介は「犯人探し」を命じられる。個性的な研修医達の指導をし、告発の真相を探るなか、
怪文書が巻き起こした騒動は、やがて予想もしなかった事態へと発展していく―。

 
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