三省堂書店 BOOKS SANSEIDO

月イチ企画「北大の先生が選んだ本」第7弾更新しました!

掲載日:2017年12月17日

今月も三省堂書店札幌店と北海道大学出版会様とのコラボレーションコーナーが第7回目の更新を迎えました。
第7弾は、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授/九州大学アジア太平洋未来研究センター教授の

岩下 明裕」先生をお迎え致しまして、

『ボーダースタディーズ(境界研究)とは何か』というテーマでお送り致します。

今回もその中から3点ほど、岩下先生にご選書頂いた商品をご紹介致します。

 

●『入門国境学(領土、主権、イデオロギー)』

岩下 明裕 著  中央公論新社発行

「人間は境界なしには生きられない動物である」。世界中を覆いつくしている国境・境界。なぜそれは生まれ、そしてどのように構成されてきたのか? グローバル化社会がボーダーレスにはなりえないことにいち早く警告を発してきた、ボーダースタディーズ(境界研究)について語った日本で初めての一冊。

 

●『境界から世界を見る』

A.ディーナー・J.ヘーガン著(川久保文紀訳)岩波書店発行

ボーダースタディーズ(境界研究)、このわが国ではまだなじみのない学問が世界でどのように議論されてきたか、オクスフォードのショート・イントロダクションの翻訳。著者が日本語版への序文も寄せ、日本の研究者による解説も収録。人文社会系の学生にとって必須の一冊。

 

●『ボーダーツーリズム(観光で地域をつくる)』

岩下 明裕 著 北海道大学出版会発行

紛争やテロリズムの温床、軍事の最前線。長年、「暗く」「重い」イメージで描かれてきた国境。だが国境は「砦」としてだけではなく、向こう側の世界と交流する窓口、「ゲートウェイ」としての役割も担う。そう考えた著者たちが実践した国境地域をめぐる旅づくりの記録。観光で国境地域を豊かにできるか? 観光学、地域学を学ぶ学生にとっての必読書。

 

他にも多数、岩下先生にはご選書頂きました、是非当店の売場にてご覧下さい!!

 

来月も更新予定です!!今後の企画にご期待下さい。