◆文芸書◆『リボルバー』
著者:原田 マハ 幻冬社 税込1,760円 ISBN:9784344037694
原田マハさんのアート小説。物語は、あるオークション会社にゴッホのリボルバーが持ち込まれるところから始まる。ゴッホの死は自殺なのか他殺なのか。ゴッホとゴーギャンふたりの画家の芸術への情熱、互いへの想い。著者の芸術への強い愛を感じる小説です。
◆ビジネス書◆『習慣超大全』
著者:BJ・フォッグ ダイヤモンド社 税込2,310円 ISBN:9784478106310
米名門スタンフォード大学行動デザイン研究所創設者で所長の著者は、自分ではやめたいと考えていながら、悪い習慣をなかなか変えられない問題は設計の欠陥であり、人格の欠陥ではないと言います。小さいことから始める「タイニー・ハビット」こそが、新しい習慣を身につけ、継続させていく秘訣だと解説。自分自身から廻りの環境にまで応用可能な優れた手法とのこと。
◆人文書◆『地域別×武将だから面白い戦国史』
著者:小和田 哲男 朝日新聞出版 税込1,760円 ISBN:9784023340220
朝日新聞出版「だからわかる」シリーズ最新刊。群雄割拠した複雑な世界が地域別、武将別に解説されていて、戦国時代の全体像がわかりやすく、めまぐるしく変化する各国の勢力関係もすっきり頭に入ります。あまり有名ではない郷土の英雄に関するコラムも面白い。
◆児童書◆『女の子だから、男の子だからをなくす本』
著者:ユン・ウンジュ 発行:エトセトラブックス 税込2,200円 ISBN:9784909910110
韓国発、ジェンダーの知識を学べる絵本。「女の子だからスカートをはきなさい」「男の子だから泣いちゃだめ」そんなおとなの先入観は子どもの自由を制限してしまいます。私たちが苦しんだ、ありとあらゆるジェンダーの呪いを断ち切るためにまずは大人から読んでほしい1冊。子どもたちの世代に残さないために。