第30回三省堂サイエンスカフェin札幌 〔日本農芸化学会シリーズ(11)〕
掲載日:2018年10月8日
日本農芸化学会
生命・食糧・環境のためのバイオサイエンスおよびバイオテクノロジーの研究を行う日本農芸化学会では、学会の最新の成果を社会に向け発信する広報活動の強化を重要な責務のひとつとして考えています。
その一環として、サイエンスカフェを現代の有効な科学コミュニケーションの場と考え、学会の研究者によって研究の成果を社会に発信することになりました。
三省堂サイエンスカフェにおきましても、同会の趣旨・企画に賛同し、日本農芸化学会シリーズを共同開催することとしました。
テーマ | 「キノコと酵母の最新鑑定手法 - 質量分析」 |
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開催日 | 2018年11月9日(金) |
開催時間 | 午後6時から7時30分まで |
開催場所 | 三省堂書店札幌店 BOOKS&CAFE(UCC) |
参加料 | 500円(ドリンク代含む) |
講師 | 酪農学園大学 |
コーディネーター | 北海道大学大学院農学研究院 助教 田上 貴祥 氏 |
共催 | 公益社団法人 日本農芸化学会 |
定員 | 30名 |
テーマの内容
キノコは北海道内だけでも800種を超える種類が確認されており、それらを鑑定するには高度な知識と専門的な技術が必要です。しかし近年、キノコ・酵母・細菌などの微生物の種類を“質量分析”という技術を用いて迅速簡便に鑑定する手法が確立されつつあります。質量分析という言葉を普段耳にすることはほとんどありませんが、科学研究はもちろん病気診断やドーピング検査など様々な場面で利用されています。本会では質量分析の原理について概説するとともに、質量分析の実用例について紹介します。
講師略歴
酪農学園大学
農食環境学群 教授
山口 昭弘(やまぐち あきひろ) 氏
1981年 | 北海道大学理学部化学科 卒業 |
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1983年 | 北海道大学大学院理学研究科化学専攻修士課程 修了 |
1983年 | 札幌市衛生研究所 |
1997年 | 札幌医科大学大学院医学研究科 博士(医学)取得 |
1998年 | 株式会社 札幌イムノ・ダイアグノスティック・ラボラトリー |
2002年 | 一般財団法人 日本食品分析センター |
2012年 | 酪農学園大学農食環境学群 教授 |
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