三省堂書店札幌店と北海道大学出版会さまとのコラボレーションコーナーが35回目の更新を迎えました。

第35弾は、北海道大学大学院文学研究院教授の宮嶋俊一先生をお迎えし、
『教養としての宗教学』というテーマでお送り致します。
今回もその中から3点ほど、宮嶋先生にご選書頂いた商品をコメントとともにご紹介致します。
●『宗教学15講:これだけは知っておきたい宗教と宗教学の基本』

宮嶋俊一著 北海道大学出版会 税込3,080円
宗教とは何か、宗教は死後世界をどのようなものと考えてきたのか、宗教は性差別やカルト問題とどう関わっているのかなどの、宗教についての15のトピックをわかりやすく解説。古典的な理論から現代的な課題まで網羅的に扱い、大学レベルの教養が身につく宗教学入門書の決定版。
●『新装版 苦海浄土』

石牟礼道子著 講談社 税込913円
水俣病事件を描いた石牟礼道子の代表作であり、近代日本文学の金字塔である。そこには、凄惨な現実に直面した人々の苦しみやいのちの尊厳、そして魂の救いを求める祈りが、詩的な文体で紡がれている。聞き書きを独自の言葉へと昇華させた石牟礼道子は巫女と称されることもあるが、彼女によって描き出された物語には、水俣の人間や自然、そして信仰の原風景が浮き彫りにされており、宗教学を学ぶ出発点としての必読書である。
●『日本人無宗教説:その歴史から見えるもの』

藤原聖子編著 筑摩書房 税込1,870円
「日本人は宗教的なのか、無宗教なのか」であるとか、「日本人の宗教性とはどういうものか」といったテーマに関する書籍は数多く存在するが、こうした議論は宗教をどう定義するかの問題であって、結論は出せない。だがこうした議論には時代によって一定の傾向がある。本書はこうした傾向を歴史的に辿ったものである。日本人の宗教性というたテーマに関心がある人には、数多の書籍を読む前に、まず本書を読むことをお薦めする。
宮嶋先生には他にも多数ご選書頂きました!リストは下記よりダウンロードできます。
