三省堂書店 BOOKS SANSEIDO

やさしい選書フェア「#SNS医療のカタチと本の夏」開催のお知らせ

開催日:2023年07月31日 ~ 2023年10月01日

掲載日:2023年7月2日

【イラスト/Mari Okazaki】

 

■やさしい選書フェア「#SNS医療のカタチと本の夏」開催のお知らせ

 

・開催期間
2023年7月31日(月)10:00~2023年10月1日(日)20:00
※営業時間は変更になる可能性がございます。

 

・開催場所
三省堂書店神保町本店仮店舗 6階 医学書売場
三省堂書店池袋本店 書籍館1階 医学書売場

 

医療コミュニケーションについて考える啓発プロジェクト「SNS医療のカタチ」さまご協力のもと
やさしい選書フェア「#SNS医療のカタチと本の夏」を開催いたします。


■「SNS医療のカタチ」とは…
一般の方たちに医療情報をやさしく(優しく、易しく)伝えたい有志の医師の集団。
2018年12月に活動を開始し、医療情報を「楽しくわかりやすく」をモットーに、
これまで一般公開講座、Twitter、ブログ、Youtubeなどで発信している。
所属に、大塚篤司、山本健人/外科医けいゆう、
堀向健太/ほむほむ@アレルギー専門医、市原真/ヤンデル(順不同・敬称略)
SNS医療のカタチ公式Twitterアカウント:https://twitter.com/SNS41010441
SNS医療のカタチTVオフィシャルサイト:https://snsiryou.com/


■「SNS医療のカタチ」2023年のテーマ
2023年のテーマは「本」です。
私たちSNS医療のカタチは、本をたくさん読み、たくさん書いています。
私たちの活動は「本」と密接に関わっており、活動の基本となっています。
本を「読む」「書く」ことで、
医療の現場(診察室)では出会えない人々(世の中)とつながることができます。
本を読むことは、単に知識や教養を得るだけでなく、
自分とは異なる経験をしてきた人の話や、
思いもよらない考え方や価値観に出会えることを意味します。
一方で、ファクトやエビデンスが不確かな内容、
嘘ではないが正しくもない情報が含まれる本も世の中に多く存在しており、
誤った情報を信じてしまうリスクが同時に存在しています。
SNS医療のカタチは、医療現場におけるコミュニケーション・エラーを解消し、
病気になっても傷つかない社会の実現を目指すため、
講演会やYouTubeでの活動、書籍の出版など活動してきました。
今年は、SNS医療のカタチ、そして、
医師になるきっかけとなった「本」をテーマに、語り合います。
読み手として、書き手として、様々な視点から、医療と本の関係、
医療コミュニケーション、情報の見極め方について考えていきたいと思います。
SNS医療のカタチの活動の原点である「本」と「医療」の未来を語り合い、
みんなで新しい医療の在り方を見つめていきましょう。


■「本の虫」の医師4名+作家・編集者2名が厳選した選書フェア
このたび開催する「#SNS医療のカタチと本の夏」は、
SNS医療のカタチの医師4名、作家、編集者が
「心に刺さった」「ダマされたと思ってまずは読んでほしい」
「飽きずに一気に読める」「生涯大事にできる」
など様々な切り口から選んだ書籍を集めた選書フェアです。
医療に関する本だけでなく、小説やエッセイ、
マンガなど多種多様なジャンルから厳選されていますので、
この機会にお気に入りの1冊をみつけてみませんか?
選書フェアでは、SNS医療のカタチ初の公式本「医療のトリセツ」も並ぶ予定です。


■選書者一覧・プロフィール(敬称略)

・大塚篤司(おおつか・あつし) https://twitter.com/otsukaman

1976年生まれ。千葉県出身。医師・医学博士。2003年信州大学医学部卒業。
2012年チューリッヒ大学病院客員研究員、
2017年京都大学医学部特定准教授を経て2021年近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授。
皮膚科専門医。がん治療認定医。アレルギー専門医。
がん・アレルギーのわかりやすい解説をモットーとし、
AERA dot.連載をはじめ、コラムニストとしても活躍。医師・患者間の橋渡し活動を行っている。
著書に『最新医学で一番正しい アトピーの治し方』(ダイヤモンド社)
『本当に良い医者と病院の見抜き方、教えます。』(PHP研究所)
『心にしみる皮膚の話』(朝日新聞出版)がある。

 

・堀向健太(ほりむかい・けんた) https://twitter.com/ped_allergy

1998年 鳥取大学医学部医学科卒業。医学博士。
日本アレルギー学会専門医・指導医・各種委員。
日本小児アレルギー学会代議員・各種委員。日本小児科学会指導医。
2014年、世界初の保湿剤によるアトピー性皮膚炎発症予防の介入研究を発表。
Yahoo!個人、毎日新聞、Newspicksなどで出典の明らかな記事を執筆しながら、
SNSや音声ラジオVoicyでも医療情報の発信をしている。
著書に、
マンガ家の青鹿ユウさんとの共著『マンガでわかる!子どものアトピー性皮膚炎のケア』(内外出版社)
『ほむほむ先生の小児アレルギー教室』(丸善出版)『小児のギモンとエビデンス』(じほう)がある。

 

・山本健人(やまもと・たけひと) https://twitter.com/keiyou30

2010年、京都大学医学部卒業。医学博士。
外科専門医、消化器病専門医、消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医、
感染症専門医、がん治療認定医など。
医療情報サイト「外科医の視点」は開設3年で1000万ページビューを記録。
時事メディカルなどのウェブメディアで定期連載を行うほか、
全国各地でボランティア講演なども精力的に行っている。
著書に17万部突破のベストセラー『すばらしい人体』(ダイヤモンド社)など多数。

 

・市原真(いちはら・しん) https://twitter.com/Dr_yandel

1978年生まれ。2003年北海道大学医学部卒。
札幌厚生病院病理診断科主任部長。医学博士。
病理専門医・研修指導医、臨床検査管理医、細胞診専門医・教育研修指導医。
日本病理学会社会への情報発信委員、日本デジタルパソロジー研究会広報委員長、
日本超音波医学会広報委員・教育委員。
一般向け著書:『いち病理医の「リアル」』(丸善出版)、
『Dr.ヤンデルの病院選び ヤムリエの作法』(丸善出版)、
『どこからが病気なの?』(ちくまプリマー新書)、
『ヤンデル先生のようこそ! 病理医の日常へ 』(清流出版)、
『病理医ヤンデル先生の医者・病院・病気のリアルな話』(だいわ文庫)、
『まちカドかがく』(ネコノス)ほか。医療者向け著書も多数。

 

・たられば(編集者) https://twitter.com/tarareba722

古典文学から漫画や政治問題まで、さまざまなツイートで人気を得ており、
フォロワー数は20万人を超える。本業は編集者。

 

・浅生鴨(あそう・かも) https://twitter.com/aso_kamo

作家、広告プランナー。1971年、神戸市生まれ。
たいていのことは苦手。座右の銘は「棚からぼた餅」。
近著に『たった二分の楽園』(左右社)、『ぼくらは嘘でつながっている』(ダイヤモンド社)などがある。