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2011年12月22日 13:41
こたつでゆっくり、読書三昧の冬
深まる謎に頭を悩ませ、火花散る剣戟が目に浮かび、思わずホロリと泣けてくる・・・推理小説、時代物、冒険活劇に恋愛・青春小説。
寒い時期外に出るのはおっくうですが、、、いいじゃないですか、こたつでミカンを食べながら、小説の世界に没頭してみませんか?この冬、「こたつで読書」をお考えの皆さまに、自分の世界にひたれる「1冊」を各店の担当者がご紹介します。
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『二流小説家』デヴィッド・ゴードン著 早川書房 1,995円(税込)
「思い描いていた理想の自分とは程遠いところに来てしまったなぁ…でもこれが現実だし」などと思ってしまう「もういい大人」の人なら、この自虐を笑いにしながら何とか自分を守っている二流中年小説家が憎めずついつい自分と重ねてしまうかもしれません。どんでん返しを用意した巧みなミステリーでありながら、ユーモアにあふれた大人の成長物語でもある。本を閉じるのが惜しいと思わされた2011年で一番面白かった本です。
(神保町本店)
『人間臨終図鑑』1-4巻(新装版) 山田風太郎著 徳間文庫 各720円(税込)
山田風太郎が歴史に名を残す著名人の死を、亡くなった年齢の順番に描いた不朽の名作です。15歳で火あぶりの刑に処された放火犯「八百屋お七」に始まり、121歳の長寿を全うした泉重千代まで総勢923名の死。とりわけ自分の年齢で亡くなった人は興味深いものです。世の中で絶対といえるのは、人はやがて死ぬ、ということだけです。おびただしい数の「死」を通して、生きることを考えさせられる無類の書です。
(神保町本店2F)
『舟を編む』三浦しをん著 光文社 1,575円(税込)

言葉の意味をみんなが知っているから会話が成り立って、言葉の意味をみんなが知っているから思いが伝わる。コツコツと気が遠くなるような作業を積み重ね、辞書を編み上げてくださった辞書編集部のみなさま、ありがとうございます!この物語を読むと、無性に辞書を開きたくなるので、改訂版が出たばかりの『新明解国語辞典』も、ご一緒にいかがでしょうか?
(有楽町店)
『青い壺』 有吉佐和子著 文春文庫 660円(税込)
毎週、テレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」を家族で見ていると、骨董品の価値ってわからないものだなぁと思います。有吉佐和子『青い壺』。様々な人の手に渡る青い壺。壺は焼きあがった後、陶芸家の手を離れ、見る人、手にする人によってその価値が変わっていく。壺を中心に様々な人の人生がつながっていく話しです。読んでいるとぞくぞくする、良質な物語を堪能したなと思える一冊です。
(成城店)
『カラダに効くごはん』 小池すみこ著 永岡書店 609円(税込)
さむーい冬になりました。北の国・北海道は、特に寒い!体が冷えたり、風邪を引きやすくなったり、なんとなく体調が思わしくなかったり。でも、病院に行くほどでもないけれど…と思ったりしますよね。そんな時こそ、食生活を見直す良いチャンス!この本は症例別のレシピが載っているので、便利。ちょっとした栄養の知恵をつけて、賢い食生活を目指しましょう。
(札幌店)
『蜩ノ記』 葉室麟著 祥伝社 1,680円(税込)
幽閉先での家譜編纂と、十年後の切腹を命じられた男。限られた命の中で、気高く壮絶な覚悟を貫く清廉な姿は、最後に近づくほどに輝きを増します。心が震えるとはまさにこういうこと!卑怯なくらいに格好いいのです。女性は勿論、男性までも惚れてしまう。悲話のはずなのに、読後感は何故か清清しい。読むだけで、周りの空気までも澄んでいく感覚。時代小説ファンですら、うなること間違いなし!
(名古屋高島屋店)
『くちびるに歌を』 中田永一著 小学館 1,575円(税込)

中田永一キターーーーーーーー!!!なにもかもが素晴らしい!
普遍の青春小説とは『くちびるに歌を』のこと。15歳の少年少女が読んでも、今はもう立派な社会人になって働いてたりしてても、年齢性別関係なくいつでも誰でもがきっと感銘を受けることでしょう。
きっとこの小説は日本国民の宝になる!むしろならなあかんやろ!と、真剣に思います。いやもう
本当に素晴らしかった!いけるよミリオン!!ミリオンどころかもっともっともっと!
2012年は中田永一『くちびるに歌を』で始まり、日本中で旋風が起こるはず。
(ルクア大阪店)
2009年12月 5日 16:05
2009年売上ベスト発表!
あっという間に年末を迎えましたが、この1年は
皆さまにとってどんな年でしたか?
不況、インフルエンザ、政権交代・・・まさに不安
と激動の年でしたが、一方で楽しいことや嬉しい
こともきっとあったはず。
そんな1年を振り返りつつ、2009年三省堂書店
売上ベストを大大発表!!
【神保町本店1F売上ベストのコーナー】

第1位
『1Q84』 村上春樹 著/新潮社
云うまでもなく、今年の三省堂書店、否、
日本全国第1位はこちら。
今年5月に刊行され、異例の大ベストセラーと
なった本作。続編は来年夏刊行予定。
内容は…ここで紹介する必要はもうない
ですよね。
第2位 『告白』 湊かなえ 著/双葉社
第3位 『悼む人』 天童荒太 著/文藝春秋
第4位 『終の住処』 磯崎憲一郎 著/新潮社
第5位 『旅する力』 沢木耕太郎 著/新潮社
第6位 『ポストライムの舟』 津村記久子 著/講談社
第7位 『利休にたずねよ』 山本兼一 著/PHP研究所
第8位 『プリズントリック』 遠藤武文 著/講談社
第9位 『プリンセス・トヨトミ』 万城目学/文藝春秋
第10位 『運命の人』 山崎豊子/文藝春秋
文庫部門

第1位
『思考の整理学』 外山滋比古 著/筑摩書房
23年前(1986年)に出版され、長いときを経て再び
注目を浴びた『思考の整理学』。ついに文庫売上1位に
輝きました。
著者の経験則に基づき、情報や思考をいかに自己の
中で展開させるかを分かりやすく著した本書。
また、実用本位な指南書と異なり、自分自身で深く考えること
がいかに重要かを示しているところが本書の優れた点ではない
でしょうか。
第2位 『向日葵の咲かない夏』 道尾秀介 著/新潮社
第3位 『終末のフール』 伊坂幸太郎 著/集英社
第4位 『イライラ解消!エクセル即効ワザ99』 日経PC21編集部 著/日本経済新聞出版社
第5位 『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦 著/角川書店
第6位 『東京今昔散歩』 原島広至 著/中経出版
第7位 『頭のいい説明「すぐできる」コツ』 鶴野充茂 著/三笠書房
第8位 『赤い指』 東野圭吾 著/講談社
第9位 『天使と悪魔』上 ダン・ブラウン 著/角川書店
第10位 『天使と悪魔』中 ダン・ブラウン 著/角川書店
一般書部門


第1位
『オバマ演説集』 バラク・オバマ/朝日出版社
大統領選の際話題になったのが、オバマ大統領の演説。
簡潔かつ明晰な英語が、英語学習にぴったりと目をつけて
作られたのがこちら。
歴史的名演説を収録し、テキストで分かりやすく解説した
本書が今年の一般書第1位を獲得しました。
第2位 『読めそうで読めない間違いやすい漢字』 出口宗和 著/二見書房
第3位 『日本人の知らない日本語』 蛇蔵 著/メディアファクトリー
第4位 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 加藤陽子 著/朝日出版社
第5位 『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』 マーシー・シャイモフ 著/三笠書房
第6位 『資本主義はなぜ自壊したのか』 中谷巌 著/集英社インターナショナル
第7位 『誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のル?ル』 野口敏 著/すばる舎
第8位 『昭和史 1926?1945』 半藤一利 著/平凡社
第9位 『オバマ大統領就任演説集』 バラク・オバマ 著/朝日出版社
第10位 『30秒ドロ?イン!腹を凹ます最強メソッド』 植森美緒 著/高橋書店
2009年12月 5日 10:57
神保町本店がお薦めする「ロングセラー100選」
新刊ではない、そしてベストセラーでもない。でも多くの読者に愛され、じっくり着実に売れている
秀作・・・私たちはそんなロングセラー作品を大切に思います。
神保町本店長以下、各担当が「ロングセラー100選」と称しそれぞれ想いのこもった「この1冊」を選
びました。今回はそのその中からいくつかをご紹介。
『見知らぬ場所』 ジュンパ・ラリヒ 著 新潮社
ラリヒが描く物語が「思い切り切ない」ではなく「なんとなく切な
いなぁ・・・」と感じるのは、私たちが誰でも経験し得る“普通”の
出来事だからかもしれません。
表題作『見知らぬ場所』は、アメリカに根を下ろし非インド人の夫
と家庭を持つ娘と、妻を亡くした父の交流が両者の視点で交互に
描かれます。ラリヒの描き出す主人公たちの微妙な心のゆらぎに
よって、父も娘も、そして家族そのものも変化していくことに改めて
気付かされる。そこに、当り前に誰しもが経験する「切なさ」が込
められているのです。(1階文芸書売場)

『ハーメルンの笛吹き男』 阿部謹也 著 筑摩書房
日本の中世世界を単なる教科書上のものでなく、彩り溢れる
世界によみ変えたのが網野善彦なら、西洋の中世を同じく生き
生きとよみ変えたのがこの作品。
阿部謹也の傑作です!(2階文庫売場)
『あなたに似た人』 ロアルド・ダール著/田村隆訳 ハヤカワ文庫 短編小説がお好きな方なら、もうご存知のはず・・・。 本書所収の『南から来た男』は、短編小説の最高傑作のひとつ です。ぜひ。(2階文庫売場)


『はじめての哲学史?深く強く考えるために?』
竹田青嗣 著・西研(編) 有斐閣
この本で、哲学書売場の棚づくりの勉強をしました。
wikipediaでキーワードは引けても流れはわからない。
この一冊で哲学がどのような問いを追いつづけてきたの
かが立体的にわかります。巻末の読書案内も良!
(4階哲学書売場)

『考える練習をしよう』 マリリン・バーンズ著 晶文社
10歳になった子どもたちにぜひ読んでほしい一冊です。
1985年初版から“55刷”のロングセラー。
親子で楽しみながら読んでください。
(6階児童書売場)
この他にもたくさんの想いが詰まった「100選」がお待ちしております。
神保町本店にいらしたら、ぜひ探してみてください!
2009年7月22日 12:25
【旭川店】それからの三国志
映画や小説、ゲームなどで人気の三国志。
劉備、曹操、孫権など、魅力的な人物がたくさん登場する三国志の中でも、天才軍師として名高い諸葛亮孔明。
その孔明の死後、三国が統一されるまでの30年間を書き上げた、三国志終焉物語。
三国志ファンでしたら、とても興味深い内容ですよね。
レジ前にて展開しておりますので、ぜひ、手にとってご覧になってみてください。

著者プロフィール
内田 重久(うちだ しげひさ)
1934年、北海道旭川市生まれ。少年時代より「三国志」ファン。会社員時代に三国時代末期部分に注目し、研究を進め、1974年に本作の基となる「三國末史物語」を自費出版した。
2009年7月19日 19:51
【旭川店】個人的オススメ。

三省堂書店 旭川店でございます。
今回は個人的なオススメ本、乾くるみ 著
イニシエーション・ラブ
文春文庫の紹介です。
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて・・・・・・。
甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説。
と思いきや、最後から二行目で、本書は全く違った物語に変貌する。
「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。(カバー裏より)
評判どおりの仰天作。必ず二回読みたくなる小説などそうそうあるものじゃない。(読売新聞書評2004年12月21日より)
ふかわりょうさんも絶賛 人生で初めて人に薦めた本です!(文庫帯より)
アオリ文がすごい事になっております。ここまで云われるとだんだん興味がわいてきませんか?
自分もここで紹介などしていますしね。友だちにも薦めました(笑)
それくらい衝撃的というか、オチに「そうきたか!!」と唸らせられた作品でした。
煽り文に偽り無し!!と個人的にも思っております。
ですので少し前の本ですが、こちらで紹介をさせていただきました。
文庫売場、文春の棚にて絶賛平積み中です。皆様のご来店、お待ちしております![]()
余談ですが、著者の乾くるみさんは男性だそうです。
2009年7月14日 19:07
《旭川店》文庫フェア、やってます。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
三省堂書店 旭川店でございます。
現在、当店では集英社、新潮社、角川書店の
文庫フェア
をやっております。

集英社 東野圭吾「白夜行」 石田衣良「娼年」 など
新潮社 梨木香歩「西の魔女が死んだ」 伊坂幸太郎「重力ピエロ」 など

角川書店 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」 筒井康隆「時をかける少女」 など
うちわ片手に文庫を読んで(エアコンは環境に良くないので控えましょう。節電にもなりますよ、って大きなお世話ですね) 暑い季節を乗りきりましょう!!
こちらの新刊台では今後も色々なフェアを予定しております。
ぜひ、ご来店くださいね![]()


